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   ヒマラヤを代表する高山植物。

   標高4000メートルをはるかに越える高山の岩礫地に生え

   高さは2メートル近くになる巨大な植物。

   ゆっくりゆっくり登るのだが

   酸素が薄く、息をするのも苦しいほどの高山帯で

   レウム・ノビレは林立していた。

   青いケシやボンボリトウヒレンを足元に従えて

   さながら王者のような風格に溢れていた。

   この場所を訪ねたのははじめてではないが

   この年はともかくレウム・ノビレが多かった。

   セイタカダイオウと言う和名もつけられているが

   当然のことながら日本にはない。

   タデ科ダイオウ属、「温室植物」と呼ばれているのは

   クリーム色の白菜のような葉で、花を保護しているからである。

   外気温と、クリーム色の葉の中とでは、あきらかに温度が違うのである。

   葉の中に手を入れただけで、つぶさに実感できるほどである。

   https://higesan.seesaa.net/article/200708article_9.html

   表紙の言葉で書いた昔の記事を参考にしてください。上記アドレスをクリック。

   好奇心旺盛な私は、どうしてもこのレウム・ノビレを食べてみたかった。

   標高4000メートルほどの峠で、バイクの後ろに、この長いレウム・ノビレを1本だけ積んで

   ドドドドッと走って来たチベットの青年に出会った。

   言葉は通じないのだが、身振り手振りで、その植物をどうするの、と聞いた。

   彼は食べるのだと言った。

   少しだけ私に食べさせてくれないか、と日本語で言った。

   生食できることを知っていたからである。

   彼は快く(たぶん)レタスの葉1枚分くらいを千切ってくれた。

   それを口に含んだ私は、思いのほか爽やかな噛みごごちに

   思わず親指を1本立ててグーサインである。

   まさに『ヘェーッ 意外』という味だったのである。

   同じタデ科でも、日本のスイバなどより、はるかに酸味の少ない

   爽やかな味だったのである。


   
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                         こちらはまだ成長途中の株













   外国で撮影した画像を整理していたら、こんな画像がたくさん出てきました。

   陽の目を見せないのはいささか可哀そうでもあるので、気が向いたら、商売用のデジカメ画像ですが

   少しずつでも開放しようかと思っています。いつ気が変わるかもしれませんが。あはは

   実は8月末に登った八方尾根の高山植物の画像を、と考えていて、蝶の名前を調べていたら

   つい寄り道して、思い付きで今回はこんなブログになりました。

   撮影は2009年7月3日 東チベットの標高4300メートル付近で。

   クリックするとかなり大きな画面になります。他の花も見えるかもしれません。そんな楽しみ方も是非。

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カテゴリー 旅行、アウトドア
ラベル 風景植物
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