夏の高原ではおなじみの花である。
ダイナミックに咲き、おまけに個体数も多いので
スキー場の斜面などでは群生していることも珍しくない。
画像の場所も信州のあるスキー場の一角である。
信州では若葉の頃に山菜としてよく食されている。
葉の葉柄の部分を食べるのである。
だから山菜としての呼び名、ウルイという名前の方が通りがいい。
花の色は淡紫色。
遠くから眺めていると、ほぼ白く見えるほど淡い。
花やつぼみも食用になる。
とりわけ酢の物として利用すると、花の色はより紫色が強くなる。
花が咲いているのはたった1日だけ。
短命だが、次から次へと咲いてゆくので花期は長いが
ひとつの花の命は、たった1日だけなのである。
そう思ってこの花を眺めると
また違った見方ができるかも知れない。
撮影は2017年8月12日 長野県菅平のスキー場で。
最初の画像はデジカメで。クリックして大きな画像でもお楽しみください。
花のアップはスマホでの撮影です。こちらもクリックすると大きくなります。